ICHIKOH History
1903~オイルランプから電気式ランプへ
創業1903年(明治36年)~1940年(昭和15年)
-
それは、1903年(明治36年)白光舎の創業から始まりました。1903年(明治36年)白光舎、白光蝋油及び信号灯の専門工場として創業。
同時代の他社のオイルランプを圧倒する性能を持つ、高輝度オイルランプ開発 -
市川製作所、京橋に自動車部品製造業、として創業
尾灯、安全標識機の製造販売 -
白光舎の製品:鉄道用照明機器
蒸気機関車の前照灯 -
市川製作所:自動車の補修部品を開発
ヘッドランプ、リアコンビネーションランプ、フェンダーミラーやルームミラー、ラジエターグリル、ホイールキャップ -
信号灯の蓄電池化に成功
-
自動車用前照灯の国産化に成功
-
国産量産型ダットサン1号車登場
白光舍ヘッドランプ開発(1932年・11型フェートン) -
株式会社市川製作所 誕生
-
株式会社白光舎 誕生
1940~シールドビーム~ハロゲンランプ登場
1940年(昭和15年)~1980年(昭和55年)
-
組立式ヘッドランプの登場
タングステンバルブを使った組立式ヘッドランプ -
白光舎 蓮田製造所を新設
-
国内初の真空蒸着に成功
-
市川製作所 多摩川工場を新設
-
日産がノックダウン生産していたオースチン用ランプ納入
-
丸子工場を新設
-
樹脂化による技術革新をいち早く導入
-
白光舎工業、市川製作所、東京証券取引所市場第二部に上場
日産ブルーバード用部品を大量受注
-
伊勢原製造所を新設
-
補修部品販売部門を独立、エバエース(現PIAA)を新設
-
シールドビームヘッドランプ登場
群馬県藤岡市に藤岡第一製造所を新設
-
白光舎工業と、市川製作所、業務提携を結ぶ
-
白光舎工業と市川製作所は対等合併、市光工業株式会社誕生
-
群馬県藤岡市に藤岡第二製造所を新設
-
ハロゲンバルブの台頭と同時に様々な形状の異型ヘッドランプが登場
-
株式を東京証券取引所市場第一部に指定替
-
群馬県邑楽郡に大泉製造所を新設
-
日産ローレル(C130型)日本初の電動リモコンフェンダーミラー登場
1980~HID光源の登場
1980年(昭和55年)~1999年(平成11年)
-
日産パルサーEXA同社量産初のリトラクタブルヘッドランプ開発
-
米国イリノイ州NALに資本参加
(C32型ローレル)世界中に普及している、ドアミラーの電動格納機構を世界に先駆け開発
-
日産フェアレディZ(Z31型)世界初LEDハイマウントストップランプ搭載
-
国産初のプロジェクターヘッドランプ開発
米国ケンタッキー州にIMIを設立
-
シーマ現象という言葉まで作った、話題の人気車種日産シーマに世界初となるワイパー付ドアミラーを搭載
-
日産シルビア (00型)世界初の4灯プロジェクター式ヘッドランプ搭載
電動リモコンと、電動格納機能を持ったミラーに、小型化したワイパー駆動ユニットとワイパーアームをコンパクトに搭載
-
マレーシアに市光マレーシアSDN、BHDを設立
-
高圧放電を利用して高輝発光を実現した、HIDヘッドランプ
耐久レース用として開発中津川新工場操業
(セドリック・グロリア Y32型)超音波で鏡面を振動、雨滴を飛ばす、世界初の超音波雨滴除去ミラー開発
-
量産車向けの高効率フリーサーフェイスヘッドランプを開発
-
インドネシア、ジャカルタ近郊にPT.市光インドネシアを設立
-
国内初のLEDリアコンビランプ、日産グロリア(Y34型)に搭載
2000~進化する次世代光源LED
2000年(平成12年)~2010年(平成22年)
-
台湾彰化縣に合併会社、健光実業股份有限公司の新工場設立
ヴァレオ社と照明機器部門において包括的事業提携
-
中国無錫に無錫光生科技有限公司を設立
-
日産エルグランド(E51型)のドアミラーに、LEDターンランプ、夜間照明用の赤外線LEDと、カメラを世界初搭載
トヨタマークX用ルームランプスポットランプ等を組み込んだ、全てLED光源の大型オーバーヘッドコンソールを世界初搭載
-
FIEM社と技術支援契約を締結
トヨタアルファードにAFS搭載
東海大ルマンプロジェクトにレース用ヘッドランプ供給開始
-
御料車にも市光工業が開発した大型ルームランプが使用されている。コンセプトは天の川。光源はすべて電球色LEDで合計1500個使用。内部拡散方式。レンズの表面は和紙で加工
中国に市光法雷奥(佛山)汽車照明系統有限公司 設立
米国ケンタッキー州に イチコウ・ミツバ・インク(IMIC)設立
-
大泉製造所跡地と中津川製造所跡地、本社敷地の固定資産譲渡
-
Ficosa International社とグローバル提携に合意
伊勢原製造所内にテクニカルセンターI-WING竣工
2010年従来(HID)に比べ、消費電力は2分の1で、同等の明るさを確保する、世界で最も効率の高い自動車用日産リーフLEDヘッドランプHID比2倍(5000時間:耐用年数20年相当)の長寿命。リフレクターを採用。軽量化と共に低コスト化にも貢献
業務効率を高めるため、五反田にあった本社機能と、伊勢原のテクニカルセンターを統合
2011~100年後にも輝き続ける企業であるために
2011年(平成23年)~
-
8月
市光工業とVALEOが中国でのアライアンスを強化。
アイルランド共和国ダブリン市にヴァレオ市光ホールディング(Valeo Ichikoh Holding Ltd.)設立。
FIV、Shenyang Valeo、Wuhu Valeo、Hubei Tech Centerの持株会社として、中国地域のランプ事業を統括10月
タイ王国ラヨーン県アマタ市に、子会社、市光タイランドの新工場を建設。伊勢原製造所に次ぐ規模を誇り、海外では最大の工場。同拠点には、最新の生産設備を導入しているほか、テクニカルセンターが併設され、現地での製品開発・設計が可能。
-
2月
トヨタから初のイノベーションアワード受賞
2015年2月27日トヨタグローバルサプライヤーコンペンションにて、豊田章夫社長より名誉あるイノベーションアワードを受賞。この製品はモノLEDを導入し新型アルファード・ベルファイアに採用。
(写真)イノベーションアワードを受賞したモノLED(写真)豊田章男社長より直接イノベーションアワードを受賞するオードバディ社長(肩書きは当時) -
1月
ヴァレオ・バイエンによる当社株式に対する公開買付けにより連結子会社となる。
-
6月
神奈川県厚木市にヘッドランプ専門工場として厚木製造所を竣工。
ヴァレオの革新的な生産コンセプトに基づくリーン生産方式を採用 し、協働ロボット、無人搬送車 AGV、自動倉庫管理といった自動化も導入。